本日2016年10月16日(日)平成28年度一級建築施工管理技術検定試験「実地試験」を受験してきました。
学科試験は去年1浪していて、今年は無事パスできました。
未知の世界の実地試験を終えて、ホッと一息ついたの気持ち書いています。
実地試験は学科試験と違い実務経験が試される
学科試験は四肢択一問題なので、工事、現場の経験がなくても教科書通りの勉強でパスできそうな気はしていました。
ですが、実地試験は実際に現場での作業や作業工程を経験したように記述しないとなりません。
これは最初からわかっていたのですが、作文、作文と吹き込まれていたので、学科試験で学習した、間違い探しや穴埋め問題などが疎かになってました。
点数を稼げそうな問題なのに、「あれ?どっちやったかな?」とか。」「うわっ!これ先日見てたのに!!」と少し不安が残る解答になってしまったのが心残りです。
少しもったいない気がしました。
建築業に携わっていても建築一式と内装仕上げ業の違いを痛感した。
学科試験では実際に行った工事でなくても、正解か不正解かという部分を見極めて、書いてある文章に沿って暗記することで頭に入れることができました。
しかし、実地試験は一つの工事について手順や留意点を書かなくてはならないので、これはどういった工事か?ということが理解されていないと書けなくなってしまいます。
想像の世界なので、工種と手順を理解するのに時間がかかり、数値を覚えるところまでは辿り着かなかったというのが本音の感想です。
まとめ
建設会社に勤め現場に出られている方なら一度は見た、経験したことがあるのでしょうが、ワタシは建物が出来上がってから工事する立場なので、苦労いたしました。
特に、仮設、基礎、土工事、地業、躯体工事などは何度とテキストを読んでも頭に入ってきませんでした。
どんな状態かというと、ワタシは男です。このワタシに「正しいファンデーションの塗り方は?」そして「下地には何を何CC塗れば良いでしょうか?」と聞かれたら?
「知らんがな!」となってしまうのです。
これに近い感覚で建設重機などの安全対策や使用用途などを絵を見ながら覚えておりました。
建設現場の監督を1年でもしていたら少しは違ったのでしょうけど。これがちょっと虚しかった部分です。
しかし、結果はどうあれ建築工事に興味が出たことと、工事現場を管理するという立場と認識はすることができ、改めて責任のある仕事であることを実感しました。
50歳台の合格率が5%と言うのもなんとなく頷けた実地試験でした。
そんな、試験日の振り返りです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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