めざせ!1級建築施工管理技師!!モグリ脱出計画2

 

1級建築施工管理技師の試験に挑むと宣言してから2回目のエントリー更新です。

なぜ『いきなりハードルを下げた』ワタシが2級建築施工管理技師を通り越して1級にチャレンジする事に決めたのか?について書いてみました。

前回エントリーはこちら↓

めざせ!1級建築施工管理技師!!モグリ脱出計画1 | Naminori 工房

 

 

専門機関の説明を聞いて見たら、自分の思い込みが氷のように溶けた。

 

我流や自己流というのはやはり遠回りをしてしまっている事が多いと思います。それは仕ある程度仕方無い事かもしれないです。参考書や問題集もそれなりの価格になります。

ましてやまずは過去の問題を解いて行きながら、学習して行くしか基本的には無いような気がします。何故なら普段自分が実務で携わっている仕事の内容を専門用語に変換され馴染みの無い表現に変えられている所がややこしく、引っ掛け問題で間違え易くなっています。

ワタシも2級を目指していた頃は参考書籍を「全て暗記しよう!」と言うくらいの意気込みで書き写したりして覚えていましたが、膨大な量の過去問の出題を覚えて行くには時間が無さ過ぎです。

試験出題数と内容をもう一度把握して勉強範囲を絞り込む

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資料提供:KKGK近畿建設業技術者協会

まず、出題形式は上の図を参照して頂いて四肢択一式のマークシート方式出題数は80問で回答数が60問です。82問中12問は回答してはいけません、選択問題が12問あるからです。

そして正答率が60%合格ラインなので36問正解すれば良いのです。82問ある出題から36問正解すれば良いと言う事です。

スクリーンショット 2015-03-15 23.03.54

資料提供:KKGK近畿建設業技術者協会

上の図はちょっとピンぼけでわかり難いですが試験の出題内容試験分野、解答方式、出題数、解答数、試験範囲です。

ここで勉強する範囲を絞り込む事を教わりました。赤丸部分の試験当日の午前の部、午後の部に別れる試験分野、試験範囲に注目願いたい。

午前の部は建築学です。午後の部は施工管理法と法規です。そして赤四角の中の試験範囲。

施工管理法は必須問題で25問中25問解答法規は選択問題で12問中8問解答します。この2分野で33問あります。ここに注目集中して勉強するべしと教わりました。

仮に午後の部で33問全問正解すれば午前の部で3問正解すれば良いと言う事になります。

女性の受験者の合格率が良いそうです。なぜ現場をあまり知らない女性が合格しているかというとその理由は絞り込んだ勉強をされているからだそうです。

午後の部の施工管理法と法規を徹底して丸暗記されている方が多いそうです。

そして講師の方は試験当日は昼食を抜いてでも午後に集中して全問正解を目指す事に努力して欲しいと仰っていました。

受かる為の勉強法で絞り込み、捨てる部分を選別する。

下の画像を見て頂きたいのですが、建築学、施工共通、躯体工事、仕上工事の4分野のテキストで講義を学んで行きます。

約25ページからなるテキストとして要点整理と図解集を貰います。10ページほどの過去問題集とその解答、不適当な文章で予習、復習して行きます。参考書の分厚さが無い分プレッシャーが若干和らいで勉強して行けます。

2月の講義から少し分厚いテキストが登場しましたが、やはり技術・施工編の内容です。次回からは法規編も勉強して行く事になると思います。

 出題要点のまとめ

 

  • 『施工管理法』  施工計画・工程管理・安全管理・品質管理
  • 『法規』 建築基準法・建設業法・労働基準法・労働安全衛生法・都市計画法・廃棄物処理法・道路法・道路交通法
  • 建築学、施工共通、施工管理法、法規の4分野のうちの2分野、施工管理法と法規に十分の時間を割いた方が良いようです。それと2級の全ての試験分野と範囲も当然ながら全て網羅しておかなくてはなりません。

学科試験当日の午後の部の満点の33点を目指せば午前の部は27問中3点取れれば合格ラインです。

まとめ

 

6月14日(日)の学科試験まであと3ヶ月を切りました。時間が限られて行く中でいかに効率良く勉強時間を確保して勉強して行くかが最大の焦点になってきます。

去年の12月21日から初回の受講が始まり、今年の1月25日に2回目、先月の2月15日に3回目の講習も受け、今月の3月8日に4回目の講習を受けて参りました。

仕事が不規則なワタシはやはり受講して良かったと思っております。どんなに忙しく時間が無くても受講日の時間の予定が入ってる事になればその時間を作る調整が出来、朝の10時から夕方16時半まで集中して勉強出来ています。

ワタシにとっては「受講して良かった。」と、感じている次第でございます。

毎日少しの時間を勉強に費やせれる方は受講などせずに独学でチャレンジも出来ると思います。ただ、専門機関で受験に対する勉強の仕組みを聞いてみるとかなり勉強するポイント箇所が見えて来ると思います。

受講の有無は別としてハードルはかなり下がると思いますので自分が気になる専門機関がある場合は聞いてみるのは良い効果はあると思います。

前回のエントリーで【過去の自分は漠然と『森を見ていた』感覚で2級と思い込んでおりましたが、概要とメリットの説明を聞いてみて『枝が見えて来て』決断しました。】と書きましたがほんとに目からウロコの取得点数の理論を聞いて納得でき、目標設定が明白になり勉強集中して取組む事が出来ています。

2月20日(金)で受験願書受付も終了してしまいましたが、来年以降のチャレンジを考えておられる方は参考にしていただきたいです。また今年チャレンジする方で勉強内容に不安のある方の参考になれば幸いです。

最後までご愛読いただきありがとうます。

 

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この記事を書いた人

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なみのり こうぼう

1965年大阪生まれ、大阪在住の内装工事業を1994年からはじめて今年で25年目の なみのり工房 です。

仕事で精一杯だった自分に何か刺激を求めて試行錯誤している時、本で出逢ったメンターの方のセミナーに思い切って参加。人生初セミナー体験で運命的な出会いがあり、ブログを2014年7月からはじめました。

ランニング習慣、仕事、趣味のサーフィン、ゴルフ、たまに犬など思った事を書いています。

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