山歩きするなら近所の名高い山へと、初の六甲山へ行って来ました。2018/5/20【50代からの山歩きvol.4】

2018年から山歩きを始めよう。

と、ゆるくスタートした、オヤジ同士の山歩き。

4月は予定していた日が雨で、飲み会になってしまったりと、一度も行けませんでした。

5月も予定日が雨で延期になり、晴天のこの日となりました。

が、いつものように、事前リサーチも殆ど無く、行き当たりばったりな我々です。

そのゆるさが、快晴の空とは裏腹な、過去最高の苦戦の山歩きとなりました。

4回目の今回は、快晴の神戸六甲山へ行って来ました。

雨で延期の振替だったこの日は、快晴の空の下、行き先も近場の六甲山という事で、朝はゆっくり目のスタートでした。

9時に梅田集合で、阪急電車に揺られて、岡本駅を目指します。

前回の比叡山と、延暦寺巡りの時と同じく、事前リサーチも無く、車中でネット検索にて、初心者ルートの岡本駅からのコースを選択しました。

駅前は小さなお洒落なお店が多かったです。

この何処かで、下山後の一杯を妄想して、先ずはコンビニで昼食を調達。

駅の踏切を渡ると、山は直ぐそこに見えています。

いざ、六甲へ。

大きなお屋敷が並ぶ、閑静な住宅街の急勾配なアスファルトの道を登ります。

そして目印の、岡本八幡神社からスタート。

していたつもりが、途中の地図を見て、いきなりルートを間違えていたことに気付きました。

ちょうど下山して来た方に出会えて、聞いてみると「こちらの道の方が緩やかで良い」とのことで、八幡谷ルートへ気をとりなおしてGO。

前回から少し期間が空いてしまったので、相棒と「途中でバテるかな?」と要らん心配をしながら登ります。

上りの道がいつもと違うことで下山の心配事が頭をよぎる

登っていて気付いたのですが、「登りなのに下りが多いこと」でした。

これが今までに経験のないことで、徐々におっさんの体力を奪って行くことになります。

とはいえ、まだ歩き出して間もない頃は、木々の間から漏れる晴れ渡った空からの光と、風が気持ち良く快調に歩けていました。

歩き始めて1時間程で「打越峠」そして七兵衛山を通過

打越峠、七兵衛山を抜けて、上りの道にそろそろ疲れも出てきだしたところで、地図があったので確認。

そこそこ歩いたぞ。思っていたので。

六甲山最高峰まで、残り3.8kmの表示が「まだ半分なんだ」と、疲労が来たのと、少しお腹が空いてきました。

そして地図を見ていたら、何か赤いものが不意に視線に入りました。

動物でも出てきたのか?と思うくらいビビりました。

なんとマウンテンバイクに乗った方が、颯爽と我々の直ぐ横を通り過ぎて行きました。

ゼーゼーはぁーはぁー言いながら登って来た「我々は何?」と圧倒されました。

次は取り敢えず、雨ヶ峠を目指します

再度気をとりなおし、残り3.8kmへ向けて登ります。

下りの砂地の坂を下りていると、帰りもここを通るのか?

など、頭を過ぎります。

そして途中、ゴルフ場を横切ることに

登山ルートがゴルフ場を横切るようになっていました。

柵の扉を開けて通過します。

直ぐ横がゴルフ場で、グリーン、バンカーが見えました。

山頂まで残り2.4kmまで来て感じたことは?

いつもより長い距離を歩いているのではないか?

ということでした。

1,250mある高見山でも、3時間で山頂へ着きました。

900m強の六甲山は、3時間を過ぎてもまだ、2.4km上りが残ってます。

「なんで??」という気持ちで疲労と少し膝に負担を感じながら、さきを急ぎます。

途中、沢を越え、石段を登り、また道を間違えてやっと下界が見えて来ました。

そしてやっと、山頂「一軒茶屋」に到着。

ビールでも飲みたい気持ちも、下りが辛くなると嫌なので、ここはガマン!でした。

そして山頂でホッと一息です。

裏六甲の北側も見えます。

ここで大きな選択ミスを犯します

今まで一緒に登って来た人達も頂上で一息入れられていました。

そして、下山はルートは何処から?

と、後輩と話しながらも、裏側の有馬方面へ下りるか、来た道を戻るか?

ここが、素人の浅はかな考えで、来た道を下りてしまいました。

登って来たときに、抜きつ抜かれつした人達は、誰も降りてきません。

そこで「みんな有馬方面へ降りたんだ」と気付きます。

でも、もうかなり降りてしまった我々はこのまま進むしかありませんでした。

引き返す体力は無く、膝も痛み始めています。

そしてマウンテンバイクとすれ違った場所まで来ると、岡本方面か芦屋川方面とに分かれます。

最後の選択ミスがとんでもないコースへと

マウンテンバイクが走って行った方は、距離が岡本方面よりも短いということで、芦屋川駅方面を選びました。

芦屋川駅方面には、とんでもない、まるでアトラクションのようなルートがありました。

「ロックガーデン」というところを通らねばなりませんでした。

もう、疲れも膝の痛みもピークで、2人とも無口になり、写真を撮る気力もなくなりつつありました。

最後の難関を乗り越えてようやく、高座の滝に到着。

少し前を歩いていた方々も着替えや、しばしの休息を楽しまれてました。

まとめ

芦屋川駅に着き、ちょっとビールでもと思いましたが、駅近くはお店も少なく、楽しみの祝杯も無しで家路につきました。

駅に到着したのが18時でした。

8時間ほとんど歩きっぱなしの1日となりました。

次回はしっかりと事前リサーチをしようと、心に誓いあった初六甲山最高峰でした。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

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この記事を書いた人

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なみのり こうぼう

1965年大阪生まれ、大阪在住の内装工事業を1994年からはじめて今年で25年目の なみのり工房 です。

仕事で精一杯だった自分に何か刺激を求めて試行錯誤している時、本で出逢ったメンターの方のセミナーに思い切って参加。人生初セミナー体験で運命的な出会いがあり、ブログを2014年7月からはじめました。

ランニング習慣、仕事、趣味のサーフィン、ゴルフ、たまに犬など思った事を書いています。

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