「やりかけのまま」「先延ばし」にしていることがあると、無意識に「気にした状態」が続きます。
これは「集中力の源」である、思考や感情をコントロールする力「前頭葉のウィルパワー」というものが低下するので、モヤモヤした気持ちや、気疲れが残るということらしい。
なるほど。
ふと自分の日常を考えると、「先送り」していることの多いこと。
人は1日のうちで平均70回ほど、物事の選択や決断をしているらしい。
決定を放置し、後回しにした場合にウィルパワーが消費され「決定疲れ」呼び込む現象があるようです。
つまり、人は行動ではなく「意思決定」で疲れるということらしい。
皮肉なもので、直ぐに行動してバタバタするより、先送りして回避した気持ちのままの方が疲れるということです。
確かに朝タスクリストを作り、やる気満々で望んでも、詰め込み過ぎて、先送り、先延ばしが積み重なると、夕方から夜にかけての、あの重たい気持ちを思い出します。
仕事でもメールや報告、連絡を先送りしてしまうと、逆にそこへ意識が行ってしまい、ウィルパワーは食い続けていることになっていたとは。
どおりで疲れが残って気持ちもスッキリしないはずです。
決断は直ぐに。先延ばしはしない。
1日のうちで予定を詰め込み過ぎず、仕事を抱え込まないことが、集中力も高まり、疲れも残さないことに繋がります。
「ちょっと日を改めて決めよう」ではなく、決断をその場で下せる範囲の仕事量がしっくりハマりそうです。
集中力を持続しながら、1日の業務をこなすには、「習慣化」することで、ウィルパワーを使わずにすむことができます。
1日を通して集中できる人たちは、ウィルパワーを使うことなく集中している。
そして余ったパワーをより重要なことを習慣化させるために発揮する。
こうして、できる人は自分の集中力をコントロールしているらしい。
自分では、今日は予定の少なく、時間も取れそうだという日に、時間がありすぎてだらだらと過ごしてしまう。
そして、集中できる時間をムダに過ごしてしまい、「やりたいことリスト」を詰め込み、やる気充分であったにもかかわらず、時間切れで「明日にしよう」と先送り。
このパターンの多いこと。
「その日にできたこと」の充実感よりも、先送りしてしまっていることへのウィルパワーのムダな消費。
そりゃ疲れます。
このブログも書けていない時は、他に尽力していることも多いのですが、「まあ明日書こ」と先送りすると、寝つきの悪い日も多々経験済みです。
先送り、先延ばしをせずに済む、1日の予定の組み方、タスクリストを見直しながら、「丁寧に生きる」を極めていきたい、今日この頃です。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
via PressSync