仕事で指示を受けたことなどに振り回されて、結局のところ時間もお金も無駄に使ってしまった。
という経験を「ものづくり」という仕事に携わっていると経験することがあります。
そんな時に「ジャーナリストの目」を意識することで、「話を要約する力」を身につけることで解決できることがあるのではないか?と、思うことに出会いました。ある本を読んでの気付き書いてます。
情報を指示する側とされる側の関係では、整理されていない情報にペースを乱されることが多い
仕事で打合せに行っても「まだプランニングがまとまっていない」と第一声で始まったプロジェクトは最後まで「待つ身の辛さ」を味わうことになることが多いです。
そんな時はメールのやり取りや打合せの回数が多くなり、ずっと相手のペースで数日間を過ごすことになります。
真夜中にメールが入っていて気付かずに、昼過ぎに気付いて時間を割かれたりと、何かとちぐはぐなリズムに巻き込まれたりします。
書き出せばきりがないくらい、振り回されていて、今もそんな真っ只中に居ます。
そもそもジャーナリストとは?
ジャーナリストという言葉は、ジャーナル(日記)と語源を同じくしています。
もともとジャーナリストとは「日記の記録をつける人」というような意味のようです。
ジャーナリストの目を手にいれるには、まず日記をつけてみる。
とあります。
常に情報から本質を見出す目を持てれば、相手に振り回されなくて真の情報を伝えられる
ワタシは仕事で指示されて、その指示を伝え、指示通り仕事が行われているか管理する立場にいます。
仕事を前へ進めなければならない時は「情報の本質」の捉え方が重要になるということ。
本質をつかまなければ、余計な時間を割いてしまったり、まわりに振り回されたりと良い結果に結びつかないことがあります。
冷静に「語られていないこと」に耳を傾け、ポイントを見失うことなく見極める。
本質を捉え簡潔に伝えるジャーナリストの目とは?
ある高校の授業でのジャーナリズム入門の教えからの引用
「ビバリーヒルズ高校のピーターズ校長は今朝、職員一同に研修旅行の知らせを告げた。
来週木曜日職員全員でサクラメントへ行き、新たな教育メソッドに関する会議に参加する。
当日は人類学者のマーガレット・ミードや教育学者の・・・
と続き、これについて生徒が一斉に要約を書き始めるという授業。
「来週木曜日、高校の職員一同はサクラメントで・・・」
生徒たちは一斉に上記のように読み上げられたストーリーを要約し始める。
「来週の木曜日、高校の職員一同はサクラメントで・・・」
生徒たちの要約に目を通した先生は。
正しい要約は「来週の木曜は学校が休みだ」。
これがジャーナリズムの本質らしい。
まとめ
ここまで情報を簡潔にまとめられたら、思慮深く物事を捉え、頭の中が整理されるのでは?と小さな衝撃を受けました。
ある時は対局の中にある事実。事実の中にある隠された本質を掴むことができれば、自分のリズム、ペースを乱されることなく、答えを先取りできるのではないか。
時間を奪われることなく、自分のやるべき事に集中でき「他人の時間を共にする」ことなく生活できるのではないか?
仕事で迷ったり、間違った指示をせずに済むのではないのか?など、自分に対する疑問符に答えを見出せる「ジャーナリズムの目」にクギ付けになってしまった今日この頃です。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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