最近の投稿では、現場仕事について書くことが多くなりました。
「受身的な仕事は正直しんどい」など、「待つ身のツラさ」を今回のプロジェクトでは、思い知らされております。
立場上、受身的な仕事は仕方ない部分が多いのですが、そんな受身な仕事を例をもって気付き、ひとりごと書いています。
前回までの【現場監督のひとりごと】関連記事↓
あなたがもし、美味しいカレーを作ってください。と頼まれたら、どんなカレーを作ろうと考えますか?
全く現場の出来事と関係ないカレーからスタートしてしまいましたが、少し想像してみてください。
一つのメニューしかないお店を出店する実際に試食する人、オーダーを出す人、オーダーを出す人とシェフを繋げる人、実際に作るシェフ
「試食する人」がいわゆるオーナーさんです。「オーダーを出す人」が企画、メニュー等を担当する人。ワタシの仕事的には設計士さん。「オーダーを出す人とシェフを繋げる人」がワタシ。「実際に作るシェフ」が、各分野の職人さんたち。としましょう。
同じカレーでもたくさんの種類があり、その内容がなかなか決まらない。
「オーダーを出す人」から「何カレーにするかはすぐ連絡します」と言われ待つことに。
カレーの種類もビーフ、チキン、シーフードなど具材の種類やルーの種類もオーソドックスなものから、エスニックなもの多種多様です。
大筋の方向性なのかを決めてもらわなければ、全ての準備に掛かれないで、待つ身のジレンマに陥ってしまいます。
これではせっかく、最高のカレーを作ろうと考えて集まってくれた、シェフたちの士気も下げてしまいます。
今回作るカレーの品評会の日までの日数が経過して行くばかりで、決定事項が曖昧。
シェフと出品するカレーについて議論を重ねても大筋のカレー以外は決まらずでは、実際の味については突き詰めて行くことが出来ず、曖昧なことに対して不信感が募るばかりになります。
どんなに想像を巡らしても、最終のメニューの決定が無ければ、食材の種類も全く違うし、その仕入れなどもすべて待つ状態なります。
しびれを切らし、作る側で想像を巡らしながら、あらゆる対応に備えることに。
結局、はじめにあった時間はどんどん失われていきます。
早い段階で決定していればひとつを固めて煮詰め、熟成していける時間が取れたと思います。
それが時間の関係で、本来費やさなければならない本質の部分が曖昧になってしまいがちです。
無理やりな設定と表現でございましたが、こんな例えしか思い浮かばない、貧弱な発想の持ち主のワタシです。
まとめ
本来、仕事というのは何度となく言っておりますが、大まかな役割分担があってそれぞれ自然に形成されて廻っているようなものだと思っています。
それぞれの分野、立場やポジションはあれど、どこかでつながって流れています。
これを閉塞状態にしてしまうのは、ちょっと悲しい結果を呼んでしまう仕事の形ではないかと思います。
大まかな流れですが、「試食する人」に対してだけにプレゼンをしているだけで、試食する人が提供する店に食べに来てくださる客さんにまで考えが及んでいないこと。
キッチリと仕事をしようとする人は自分の仕事に対するプライドや、自分の非を認めたくないために躍起になってしまうものなのでしょうか。
しかし、最終形を理解して「美味しいカレーを作る」ということ自体、お客さんを呼び寄せる一つの手段でしかないのです。そこにこだわりすぎると、全体を見ることはできない気がします。
これがカレー屋さんの話だと、カレーだけの話です。レストランだと全ての料理の話に膨れ上がってしまいます。
流れを断ち切る仕事の進め方を改善するには、分担する仲間やメンバーを信頼して仕事に従事することが基本なんだなぁ。と改めて思いました。
ひとりごとの割にいつも長文になってしまいます。改善せねばと思っています。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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