予想以上に台風にビビらされた日

25年振りに強い台風が来るという事で、昨日から備えは万全と思ってました。

前日に現場も飛散しないよう、台風養生して天気予報とにらめっこしながら、現場で会議しながら、現場も空けることにした。

その時に風速50mの風とか、電車止まるとかで「みんな過剰過ぎやで」みたいな発言もあった。

前回の20号も夜中に去って行き、朝には晴れていたからか、呑気な意見もありました。

その時にワタシは夜勤で帰りに軽トラが浮きそうになった恐怖を知っている。

現場の建築さんの所長曰く、風速44mを超えたら、鉄骨造の建造物は歪むとの事だった。

それを超える予報が流れ続けていたのが、やな感じでした。

ま、現場行かんでええし、1日じっとしてよ。

夜中に空見たら、まだ星が出てました。

途中で萎んでしまう台風か?

そんな感じで、昨夜はなんかウキウキソワソワして、寝付きも悪かった。

そして、朝から外出は先に済ませて、昼に来るであろう台風に備えていたら、まだ雨も降って来ない。

もう一つ仕事を終わらそうと、郵便局へ行こうと、自転車で走り出した途端に、風と雨が一気に来て引き返しました。

そこからの2時間くらいは、今まで経験したことが無い突風と、家の揺れと風の音が凄すぎて、嘘のような世界でした。

照明もチカチカと停電しそうになってました。

停電したという友達からのSNSもあったりと、これは今までとは違うと台風だ。

と、窓の網戸が左右に動き回るのを、見ながらこれ以上吹いたら飛ぶの我が家?

と思いながら、外でなんか飛んでるし。

隣のおばちゃん家の、植木鉢が割れる音やらで、平静を装いながらも「これ以上はヤバイ、ヤバイ!」とビビる。

テレビでは宮根さんが何か言うてはるが、風の音が怖いではないか。

南港は浸水してるし、関空橋に船がぶつかって、えらい事になってるし、屋根やら足場が崩れ飛びまくってました。

お陰で昼ごはんは食べる気にならず、風速50mはほんまやったのね。

「もうなんでもするから早く去ってくれ風」って心境でした。

16時前には落ち着きを取り戻し、外へ出て外部の被害の確認をしました。

隣のおばちゃんの植木がほぼ壊滅状態。

幸い我が家も、ご近所さんも被害はなさそうでしたが、大切に育てておられた植木が悔やまれます。

その後、気を取り直して郵便ポストへ行きながら、近所を自転車で見て回りました。

店舗のシャッターやテントが飛ばされていたり、停電している所もありました。

ヘリコプターが飛びまわり、緊急車両のサイレンがずっと鳴っていました。

6月の地震の時と同じだ。

そんな台風で一番凄いと思ったことがあります。

ウチの前の集合住宅が老朽化で解体工事中で、丸太足場に防音シートが張ってあり、それが飛ぶと電線に接触して、確実に停電になるなと思ってました。

さすがに今日は仕事せんやろと思っていたら、8時半頃から作業していて、台風通過のあの暴風雨の中でも、ひたすら仕事してた3人のお兄さん達。

確かに、飛ぶかどうか心配してるよりは、そこで仕事してる方が仕事は進むし、一石二鳥なところもある。

そう考えると、台風よりも自分が加害者になる方が怖いよね。ってことか。

もしワタシがその立場なら、現場で土砂降りの中、シート掛けたり、外したりしてたかもな。

と、思ったら悪いことを想像し過ぎて、ビビってただけかもしれません。

そんなこんなで、昼間は仕事にならず、夕食後から取り掛かり、先程やっと終わり久しぶりに、こうしてブログ書いてます。

今年は地震と台風の備忘録ブログを、立て続けに書いてしまった。

もう暫くは勘弁して欲しいと思う、今日この頃です。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

こんな記事も書いてます。

via PressSync

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この記事を書いた人

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なみのり こうぼう

1965年大阪生まれ、大阪在住の内装工事業を1994年からはじめて今年で25年目の なみのり工房 です。

仕事で精一杯だった自分に何か刺激を求めて試行錯誤している時、本で出逢ったメンターの方のセミナーに思い切って参加。人生初セミナー体験で運命的な出会いがあり、ブログを2014年7月からはじめました。

ランニング習慣、仕事、趣味のサーフィン、ゴルフ、たまに犬など思った事を書いています。

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