見積り時間と最終着地点が見えている人は仕事がスマート【現場監督のひとりごと】

最近ワタシの現場へ来てくれる、職人さんの話です。

その職人さんは、自分の今日の作業でどこまで進むかということと、その仕事に要する時間を、朝一に現場に入ると宣言してくれます。

最初の頃は意識してませんでしたが、毎朝その宣言を聞くと、仕事が何のストレスや気に掛かるところも無く、進捗して行くことに、気持ち良ささえ感じてきます。

先日、仕事ぶりからの気付きを書きました。

普段の手馴れたルーチン作業のようで、一つ一つ違う仕事では、効率を上がるまでに、時間を要します。

それをパッと見て所要時間を弾き出す職人さんと出会いました。

仕事の内容を説明している間に、同時に手間の時間を計算されているのでしょうか、何日かかる仕事か即答で返ってきます。

それも少し誤差を含んで、何日と言って来られるので、こちらとしても、同時進行や次の業種の仕事の予定を、大変立て易くなります。

これは有難い情報で、逆に依頼漏れが無いかこちらが焦ってチェックするほどです。

この作業に何時間、こちらはこれくらいか?とざっと現場全体を眺めておられます。

材料の員数も直ぐに数えて、足りているかチェックされて、足りないと思えば直ぐに声をかけてこられます。

まだ、その作業に取り掛かる前でも、チェックされるので、行き当たりばったりで「足らん」と言うことはありません。

これば管理者としては、とてもありがたい強い味方の職人さんという存在になります。

自分の仕事を熟知しているし、自分以外の同時にそこで仕事をしている異業種の職人さんとの取り合いなども計算済みです。

無駄な会話もせずに、自分の仕事を淡々とこなす背中に男気を感じます。笑

そうなると、定期巡回の時の確認で現場は流れていきます。

そのパートは任せっきりでも安心できて、スムーズに他の部分に注意を注げます。

仕事というのは自分では作業の時間見積もりと完了時刻の大まかな目処を立てていますが、即答で他人にその時間を説明できるかどうか?

となると、以外とそこまで自信をもって完了時間を宣言できていない気もします。

ワタシも日々iPhoneタスク管理アプリの「たすくま」さんで時間管理していますが、大体オーバーしてしまっています。

もっと自分のできる仕事には自信を持って、宣言できる自分になりたいと思、う今日この頃です。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

via PressSync

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この記事を書いた人

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なみのり こうぼう

1965年大阪生まれ、大阪在住の内装工事業を1994年からはじめて今年で25年目の なみのり工房 です。

仕事で精一杯だった自分に何か刺激を求めて試行錯誤している時、本で出逢ったメンターの方のセミナーに思い切って参加。人生初セミナー体験で運命的な出会いがあり、ブログを2014年7月からはじめました。

ランニング習慣、仕事、趣味のサーフィン、ゴルフ、たまに犬など思った事を書いています。

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