最近、仕事をしていたら勤務時間について話す機会がありました。
勤務時間と言っても、1日の中で働く時間帯のことです。
ワタシの場合、昼間勤務と夜間勤務があります。
普通は誰もが勤務している、昼間のお仕事がいいと思っていました。
同業者が夜間勤務を1ヶ月以上していて、少し風邪をひいてしまった。
など、雑談をしていて、ワタシがそのプロジェクトの昼間の仕事を受け持つことになりました。
そこで「たまには昼夜の勤務交代しますよ」と声をかけたら、意外な言葉が返ってきた。
「私が夜間勤務を希望しているのです。」
という、返答でした。
「あ、そうなんですか。」と少し驚き「なぜ」と尋ねると「母親の看病などもあるので」
というとでした。
そしてその方は女性の現場監督です。
体力的にしんどい部分もあるだろうと思って、少し気遣った会話のつもりでしたが、人それぞれの事情があるのだと知りました。
最近は少し先の自分を考えることが多かったので、自分の職業についてや、勤務時間、どこまで今の仕事ができるか?
などと考えていたので、少しもう少し深堀してみました。
俗に言う、夜の商売と呼ばれるものを営んでいたら、毎晩夕方からの営業の場合もあります。
飲食店などの勤務の場合、食事を提供するお店や、飲酒できる店舗も有ります。
その業態によって営業時間は異なります。
居酒屋店の内装の打合せを、夕方にしていたらスタッフにオーナーが「おはよう」と声をかけていることに違和感を感じたこともあります。
カフェなどでしたら、朝のモーニングタイム、昼のランチタイム、夜の軽食タイムなど1日を通して営業店舗もあります。
もしワタシが老後にでも小さな店を持ったとしたら、一人で切り盛りしていたら、そんな1日を通して必死で働いているかもしれません。
しかし、そこにはしんどいが充実した時間や、自分の夢に向けての実現などの、やりがいが必要なようにも思えます。
どちらにしても、働く時間というのは、その職業が一番賑わう時間や、またその逆の時間となるのでしょう。
一般的な企業の仕事となれば、会社が営業している時間帯となるので昼間になりますが、ワタシのような職業だと、周りが賑わった後のメンテナンス時間の勤務になってしまいます。
ワタシはできれば、昼に仕事をしたいと思っていますが、我々の仕事は音や臭いを出す仕事があるので、施設から営業終了後の作業と決められているので、致し方ありません。
でも今回の女性の監督さんとの会話で「プライベートの重要な事情」「家族との時間」を優先すると、夜勤勤務で稼ぎ、家族の時間も両立できる。
自分の都合を優先できることも、「ありがたく感じる」という部分を知ることができました。
ワタシの場合、両親はもう他界してしまいましたが、もし健在していたら介護のために、夜勤を優先していたかもしれません。
今までは、夜勤の日のちょっと嬉しいことは、波がある日に平日に堂々と波乗りに行ったり、イベントに参加できることでした。(寝不足との闘いですが・・)
こんな不純な考え方の自分が少し恥ずかしく思います。
これからはその人の家族の事情など、バックグラウンドも注視しなければならない年齢だということを考えさせられました。
人それぞれの環境に少し眼を向けて、仕事のシフトを考えていかなければならないと思う、今日この頃です。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
via PressSync