博物館明治村のフランク・ロイド・ライト先生に少し触れて来ました。【2015年6月12日(金)】

 

愛知県研修旅行へ同行して見聞録して来た前回エントリーの続きです。

前回は国宝犬山城へ行ってきたエントリーでした。

歴史あるものをたまに遠足のような感覚で見ていくのもおもしろいものです。

 

前回、犬山城のエントリーかこちら↓

愛知県の犬山城に行ってきました。 【2015年6月12日(金)】 | Naminori 工房

 

 

今日は愛知県の博物館明治村のエントリーです。暫しお付き合いください。

 

博物館明治村

 

 

以外と古くから在り、想像以上に広いことに驚いた博物館明治村

 

今回初めて明治村を訪れましたが全くの認識不足でしたが、今年50周年記念で広さが東京ドームの22個分の広さがあるそうです。

東京ディズニーランドとディズニーシーを合わせたくらいの広さがあるそうです。結構広いですね。

1丁目から5丁目までの区画割りがあり、今回は時間の都合で5丁目しか見る事ができませんでしたが全部見て回るのに丸1日はかかりそうです。

村の中をノスタルジックな鉄道が走っていてそれに乗って移動できます。(鉄道の画像を撮り忘れました)

映画・ドラマのロケ地としても多数使用されているようです。NHKドラマ「坂の上の雲」やバラエティ番組「逃走中」の撮影も行われたようです。

 

2015年6月12日(金)明治村1

 

フランク・ロイド・ライト先生の世界へ

 

20世紀の建築界の巨匠、アメリカのフランク・ロイド。ライトによって設計された旧帝国ホテルライト館は昭和42年(1967)老朽化のため建て替えが決定、昭和43年(1968)から解体が始まりました。

中央玄関部分がこちらの明治村へ昭和51年(1976)から移築工事が行われました。

 

旧帝国ホテルライト館1

旧帝国ホテルライト館中央玄関が残された外観

旧帝国ホテルライト館2

 

 ライト先生の個性炸裂する内観

 

 

2015年6月12日(金)旧帝国ホテル内観1

2015年6月12日(金)旧帝国ホテル内観2

 

2015年6月12日(金)旧帝国ホテル内観5

ロビー吹き抜けからフロントを望んで

 

2015年6月12日(金)旧帝国ホテル内観3

3階まで吹き抜けになっています。フロアごとの天井は比較的低い構造になっています。

2015年6月12日(金)旧帝国ホテル内観6

外光が幾何学模様の欄干を通して光の模様がそれぞれ違った形で降り注ぐ仕掛けになっています。

2015年6月12日(金)旧帝国ホテル内観7

家具も細部まで意匠にこだわりがあるようです。

2015年6月12日(金)旧帝国ホテル内観8

外部の庇も光を取り入れるためにたくさんの工夫が施されています。幾何学模様に空洞を作り建物にふんだんに使われている大谷石を埋め込んだ、銅のレリーフの庇板金。

2015年6月12日(金)旧帝国ホテル内観9

解りにくいですが写真の上部は幾何学模様の金物が大谷石の階段を受けています。階段の裏側の意匠も凝っています。

2015年6月12日(金)旧帝国ホテル内観10

照明からの光が漏れる柱群。大谷石とテラコッタタイルと幾何学のモチーフの組み合わせが基本になってます。

2015年6月12日(金)旧帝国ホテル内観11

2階の通路にはライト先生の大きな写真がありました。

フランク・ロイド・ライト – Wikipedia

2015年6月12日(金)旧帝国ホテル内観12

50周年の表記もされていました。

2015年6月12日(金)明治村写真館

レトロな写真館です。

 

2012015年6月12日(金)明治村金澤監獄

監獄の門の一部を保存しているそうです。

 

2015年6月12日(金)明治村宮津裁判所

2015年6月12日(金)明治村金澤監獄内1

2015年6月12日(金)明治村金澤監獄内2

2015年6月12日(金)明治村金澤監獄内2

監獄や裁判所の内部も再現されています。

 

2015年6月12日(金)明治村教会内部1

2015年6月12日(金)明治村教会内部2

外装写真がありませんが、教会も綺麗に保存されています。

 

博物館明治村

 

愛知県犬山市字内山1番地

電車・バスをご利用の場合

『名鉄名古屋駅』から『名鉄犬山駅』下車 バス20分
※犬山駅は東口です。「明治村行」にご乗車ください。
『名古屋「名鉄バスセンター」』・『栄』から明治村行バス(毎日運行!)

車をご利用の場合

中央自動車道「小牧東IC」から3km
国道41号上小口2丁目交差点から6km
または、兼清交差点から5km
国道19号明知町北交差点(小牧東インター道路利用)から5km

愛知県犬山市字内山1番地

 

まとめ

アメリカの建築家フランク・ロイド・ライトによって設計され大正12年(1923)に4年間の大工事の後に完成した旧帝国ホテル本館。

当初の予算が150万円が最終的に900万円に膨れ上がりました。完璧主義のライト先生は設計の変更と大幅な予算オーバーと工期の遅れで経営陣と衝突します。

一番の理解者であるホテルの総支配人の林愛作も引責辞任となり、一番弟子の遠藤新にその後を任せて完成を見ることなく日本を離れました。

耐震性に優れたエキスパンションジョイントで繋ぎ建物全体に柔軟性をもたせた構造、大型ホテルとして世界で初めて全館スチーム暖房を採用して耐震防火に配慮した設計で竣工披露に起きた関東大震災でもその耐震性が発揮されたそうです。

そんな建物も老朽化のため取り壊しが決定し、明治村へ17億円かけて移築されました。ここは来るまでにどれだけの費用と年月が費やされたかと考えるだけでも、日本に残る偉大な建築の一つと言えるのではないでしょうか。

ライト氏の設計スタイルであるプレイリースタイル(草原様式)が残る、日本に現存する4箇所あるフランク・ロイド・ライト氏の作品(山邑邸:現ヨドコウ迎賓館自由学園明日館旧林愛作邸:現電通八星苑)のうちの1つ。

旧帝国ホテル本館ライト館をリアルに拝見できて明治村へ来れて良かったと思います。

以外と歴史が古く、広い博物館明治村。1/5しか見れなかったのでまた機会があれば立ち寄りたいと思います。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

関連エントリーはこちら↓

 

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なみのり こうぼう

1965年大阪生まれ、大阪在住の内装工事業を1994年からはじめて今年で25年目の なみのり工房 です。

仕事で精一杯だった自分に何か刺激を求めて試行錯誤している時、本で出逢ったメンターの方のセミナーに思い切って参加。人生初セミナー体験で運命的な出会いがあり、ブログを2014年7月からはじめました。

ランニング習慣、仕事、趣味のサーフィン、ゴルフ、たまに犬など思った事を書いています。

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