どう書けば、読む人の心を動かす文章になるのか?書かずに文章がうまくなるトレーニングを読んで

ブログを書くようになってから特に思うことがあり、文章の勉強と思い最近何冊かの文章に関する本を読んでいます。

特に書いていて思考が止まるときは、語彙が出てこないときがワタシにはよくあります。

これは表現したいことが表現できない苛立たしさとなり、抽象的な言葉でごまかしてしまったりと情けない文章の割に、長ったらしく書いてしまうことが多々あります。

これを克服すべくこの本と出会いました。

そして何回かに分けてブログに書きましたが、今日はその総集編のような形で書いています。

「思考力」と「準備力」を効果的に鍛えるトレーニング方法

 

文章を書くには日頃からちょっとした訓練が必要と書かれています。

  • 第一章 文章が総合的に向上するトレーニング
  • 第二章 分かりやすい文章を書くトレーニング
  • 第三章 説得力のある文章を書くトレーニング
  • 第四章 深みのある文章を書くトレーニング
  • 第五章 興味を引く文章を書くトレーニング
  • 第六章 文章であなたの世界と人生が変わる

トレーニング方法は各章で細かく書かれています。

文章を書くにあたって何を考え、どのような準備をすればいいのかが理解できます。

その中でワタシが響いたトレーニングは「本を読むと文章力がアップする」

文章力アップの要因

他人の思考や感情に触れる。これにより自分の思考や感情に気付く事ができる。

自分の思考や感情を知ることは自分の内面と向き合うことの橋渡し役が読書ということです。

「難しい」を喜ぼう

 

これはどういうことかと言うと、どんなに文章を書き慣れている、あるいは文章を書いて生計を立てておられる方でも文章を書くことを「難しい」と思う時があります。

理想とする100点の文章を望んでも、60、70点くらい文章にしかならない時の原因はその都度違います。

論理がちぐはぐな時、良い具体例を示せない時やリズムが悪い時、気持ちが乗らないや体調が悪い日。そんな日もあります。

「難しい」と感じるのは良いことか?悪いことなのか?

この本では前者が正解と答えています。「難しい」と感じるのは目の前のハードルが見えている証拠だからです。

そのハードルが見えていれば、それを超えることで今より確実に良い文章が書けることが分かっている。だから良いのだと。

それをスルーしてしまってハードルに気づかずに、論理がちぐはぐなまま読み手に届けてしまうことになります。

「書く」を通じて自分を「知る」

 

もしこの世の中に、自分以外の人がいなかったら、人は「自分が何者なのか」すらわからないでしょう。他人がいるから、自分が何者かが分かるのです。文章にも同じ役割があります。つまり「自分が何者なのか」を見せてくれるということ。「鏡」のような役割です。
(中略)
自分の思考を深めて自己成長を促す行為でもあります。

文章を書くことで、自分が何者なのかに気付き人の視野は広がり、思考が深まります。

そして、物事の見え方が変化して、価値観が更新されこれまで理解できなかった他人の気持ちに気付くこと。これらはすべて人間的な成長とあります。

確かに文章を書いていると視野は広がり、思考は深まっていくと思います。だからブログに書くこと自体が面白いとワタシはいつの間にか感じているのかもしれません。

文章を書くことには「感情の排泄・浄化作用」がある

 

尿、便、汗、息…。これらを体外に出すときに、人は「気持ちいい」と感じます。言葉にも似た側面があります。自分の感情を正直に書いて、他者に受け入れられたとき、人はこの上ない至福を感じ、自分の「魂」を受け入れられたと感じるからなのかもしれません。

確かにブログを書くようになってから、文章を書くことが少し好きになって来ているように思えてきた今日この頃ですが、「気持ちいい」という感情はブログの記事をポチッと公開した時に排泄・浄化の効果を得ている気がしています。

まとめ

 

この本のはじめに、「あなたには文章を書く才能があります」と書かれています。

どうすれば良い文章が書けるのか?や読む人を動かす文章が書けるのか?などは学校では教わっていないのです。

「書かずに文章がうまくなる」というテーマの本ですが、良い文章を書くためにどのように「思考」を使えばいいのか、どのような「準備」をすればいいのか。ノートやペンの道具を使わずに思考準備を鍛えていく。

本のスキマ時間を利用して上述したトレーニングで視野を広めと思考を深めることにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

そしてワタシは気持ちを文章化すると感情が排泄・浄化されて気持ちいいと、感じることが味わえる「文章を書く」ということがクセになりそうです。いや、ハマりつつあるのかもしれません。

今日も最後までご愛読いただきありがとうございます。

 

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この記事を書いた人

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なみのり こうぼう

1965年大阪生まれ、大阪在住の内装工事業を1994年からはじめて今年で25年目の なみのり工房 です。

仕事で精一杯だった自分に何か刺激を求めて試行錯誤している時、本で出逢ったメンターの方のセミナーに思い切って参加。人生初セミナー体験で運命的な出会いがあり、ブログを2014年7月からはじめました。

ランニング習慣、仕事、趣味のサーフィン、ゴルフ、たまに犬など思った事を書いています。

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