台風24号が去って直ぐに発生した25号が、またしても強い勢力で接近中。
既に太平洋側のポイントでは、頭かそれ以上の波が来ていました。
日本の北側を通過する予報で、今回は上陸無しの台風でした。
ならば、良い波だけ届けて欲しいと思っていたら、連日のビックウェーブが来てました。
そんな磯ノ浦へ行って来ました。
頭以上の大きさの波でしたが、今回は迷わず磯ノ浦へ
前回の台風24号の時は「海南市の浜の宮」へと迷いました。
結果、浜の宮へ行ってしまい、せっかくの台風のウネリをキャッチできませんでした。
で、今回は台風のサイズのある波にビビらすに、磯ノ浦へと即決して出発です。
波情報はハラ〜ムネsetカタの波ということでした
朝一の波情報を見て、今日はイソコへ行くぞと決定。
しかし昼前の波情報では頭くらいの波が入って来ています。
頭って、大きいやないかい!?と、またちょっと不安がよぎります。
頭の波が立つラインナップまで出て行くのに一苦労です。
あの何重ものホワイトウォーターのスープをドルフィンスルーで抜けて行くこと。
これが過酷なパドルと、大波に巻かれる姿が脳裏に浮かびます。
いつもならここで、やっぱり浜の宮でマッタリとか考えてしまってました。
しかし、今年は何故かパドリング力が増したような錯覚もあります。
なので、体力勝負の磯ノ浦へと出発です。
阪神高速平野インターから13時スタート
途中、紀ノ川SAで休憩して、14:35無事磯ノ浦に到着。
さて実際に見る波はどうか?
たしかにセット間は少々長めだが、セットの波は頭〜それ以上はありそうだ。
しかもワイドはダンパーの波だ。
これはゲッティングアウト、沖へ出るのが大変な波だ。
台風で打上げられてた漂着物も綺麗に整地されていた。
重機が入り流木などの漂着物は綺麗に掃除されてました。
しばらくどこで入るか見ながら写真撮ってました。
波の大きさにちょっと尻込みしそうな自分がいることがわかりました。
いや、今日は攻めようと奮い立たし、サクッと着替えて15時前に入水。
海水温はまだまだ温い
半袖長ズボンのウェットスーツ、シーガルに着替えて入りました。
下半身は寒くないが、上半身はどうかと思いましたが、まだまだ海水温は温く、トランクスでもオッケーでした。
パワーがある波なので、しっかりテイクオフすることを心掛ける
そう、課題克服のため、今年初の台風のウネリの波でのサーフィン。
しっかりと波を掴んで、しっかりとボードに乗ること。
この単純な動作が、海上でしかも早いパワーのある波では、振り落とされてしまいます。
そして、波に巻かれて岸近くまで戻される。
これを繰り返し、打ちのめされると士気が駄々下がりです。
しっかりと、波を選んでテイクオフ、そしてしっかりと下半身を意識して乗る。
これだけでした。
肝心の今回のサーフィンは?
やはり、アウトへ出るのがしんどかったです。
沖で頭くらいのセットが来るとその手前は白い崩れ去った波が波状攻撃でやって来ます。
それをドルフィンスルーで潜りながら、沖へ出ても途中で何度か頭の波を被り、飲み込まれて巻き込まれて戻されます。
セット間の波が小さくなった頃合いを選んで、アウトを目指します。
そこへ出ると安心と思いきや、もっと沖で頭以上の波が割れて来ます。
それには参りました。
途中、リーシュコードを切られてしまいました。
まあ、この日は沖で崩れた波でもインサイドでまた波のショルダーが出てきたりしてました。
それに乗り、質より量の波に乗ることを心掛けました。
何本かは良い波に乗り、ロングライドできたと、自分では思っています。
パワーのある波は推進力があるので、ボードを煽ってくれます。
うまく乗れれば、スイスイとボードが走るので、やはり面白いですね。
これは、マッタリした波では体験できません。
そんな台風オッサンサーフィンでした。
後ろ髪引かれながら、夜の予定があるので17時前に脱水です。
まとめ
波乗りというものは、「良い波を掴んでなんぼ」ということに気付かされた今回の磯ノ浦でした。
決して良い波とは言い難いです。
セット間にたまにやってくる、綺麗に割れて行くコシ〜ムネくらいのグーフィーの波に乗れました。
波乗りの滑り出す時の、あのワクワク感はやめられまへん。
しかし、海上でのパフォーマンスは難しい!
練習と場数かなと思う、今日この頃です。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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