台風5号が通過して、まだウネリが残ってる日曜日。
予定が詰まっている週末でした。
何とか少ない時間でしたが、和歌山磯ノ浦へ波乗りに行けました。
もう7月も半ばを過ぎて、梅雨ももうすぐ明けようかという昨今、今年初サーフィンでした。
台風5号の通過の置き土産は良い波だった
週末金曜日頃には、波の表面が綺麗な面ツルの波が良いサイズで入って来ていました。
スマホで波情報を見るたびにウズウズしていました。
磯ノ浦にしては綺麗な波が立って、崩れていたからです。
「これはいつになく、乗りやすそうな波ではないか!」絶対に乗りに行かねば!!
と、仕事をしても、打合せしてても、落ち着きません。
きっと、ヘボいオヤジサーファーでもロングライドが可能な、乗りやすそうな規則正しい崩れ方の波だからでした。
いつもはワイドな一気に崩れるダンパーと呼ばれる崩れ方の多い、磯ノ浦が綺麗に崩れているのです。
これはもう波が無くなる前に行かねば、後悔するぞという気持ちでした。
そして日曜日の波は?
土曜日の夜は夜勤だったので、その帰りに見た波情報では、モモ〜コシ、setムネくらいの波でした。
しかし、もう台風は通過して、風も入って来てるので、もっとサイズダウンは必至でした。
「朝一に行こう!」と意気込んで見たものの、睡魔には勝てず爆睡してしまい、9時前起床。
やらかしたと、寝てしまったことを後悔しやがらも、選挙投票を速攻で済ませて、必至の早送りで出掛ける用意。
しかし、時間は既に10時を過ぎていました。
この日は16時から海外へ赴任してる友人を囲っての飲み会があるのだ。
う〜む、行くべきか止めるべきか最後まで悩みました。
金曜日くらいの良い波であれば、即決でしたが、もう波も荒く割れてる状態だったので、迷い躊躇しました。
「行ける日に行かなければ、機会はどんどん無くなるではないか」
と、いう気持ちで、飲み会は少し遅刻しても許してもらおう、ということで向かいました。
いつものように阪和道にて、渋滞も無く1時間20分で無事到着。
もう海水浴シーズンに入っているので、9時から17時までは海水浴の規制が掛かってます。
海岸の半分が海水浴場となっています。
天気は曇っていますが、海水浴客も多くサーファーはもっと多かった。
今年初の海に入るスタイルはどうする?
到着後、暫く堤防に座り海を眺めていました。
風も吹いていました。
時間的には2時間くらいしかありません。
「よし!2時間で納得の行く波を3本ゲットしよう!」と、決意して着替えに入りました。
ウエットスーツはスプリングの半袖半ズボンのタイプを選択しました。
今年初ということで、海水の温度が読めないのです。
いつも今年初の場合、ウエットのチョイスに悩みます。
今日は何種類も持って来ていました。
既に入っている人達を見ながら、トランクスにタッパーのウエットでは、ちょっと風があるから寒いか?
と、思いながらもウエットスーツを着ると動きが悪くなるのと、ウエット負けで肌がかぶれます。
しかしここは、寒かったらもっと動きが悪くなるので、着込むことにしました。
そして12時20分頃、今年初の入水でした。
入ってみると、もう海水を冷たく感じることはありませんでした。
風が吹いても寒さも感じません。
トランクスにTシャツかベストのウエットスーツでもOKでした。
今回も自然の歓迎?洗礼を浴びて転びまくる
そう、そんなに甘くはありません。
調整不足、日頃の身体を鍛えることができているのか?
と言えば、ほとんど何もいていない状況です。
ランニングも出走できる日にしかしてません。
そんなオッサンが波が良いからと言って、海上で何ができるのか?
それを思い知らされて来ました。
波が来て、テイクオフまではスムーズにできます。
が、そこからボードに立った瞬間の、地に足が付くような安定した足腰を使った、ボードへの力が全く伝わりません。
要はボードにどっしりと安定した乗り方ができて無いのでした。
如何に海の上で立つこと、そしてボードをコントロールする事の難しさを、改めてヒシヒシと感じました。
そして波もセット間が長くなり、割れにくくなり始めた15時前に脱水致しました。
まとめ
ま、何はともあれ今年の初サーフィンは出来ました。
時間的な事で迷いましたが、行って良かったと思います。
時間を先に考えてしまうと、行動力が半減してしまう事を改めて感じさした。
今年初のリハビリサーヒンは、台風の置き土産に玉砕されてしまいました。
が、あの沖にプカプカ波待ちしながら、波が立って向かって来る感じがワクワクして楽しく、嬉しくもあります。
そして、あの波を滑り落ちる瞬間のスピード感がやめられません。
例え、何度と振り落とされようとも、あの感覚は鳥肌ものです。笑
今年もまだまだ台風はやって来るのでしょう。
被害も起こして通過して行く台風。
心境は微妙ではあります。
ですが、楽しませてくれる部分があることも事実である、今年初の楽しいサーフィンでした。
via PressSync