前回の記事で「集中力をムダに使いすぎていた」というお話をしたかったわけですが、ちょっと脱線がちになってしまいました。
なので、集中力をどのように切らさずに使うことができるか?
ということを、ここに備忘録として記しておきたいと思います。
集中力は記録することで暗示がかかり、自然と集中できるようになる
ワタシの仕事ではよく夜勤が発生します。
慣れてはいるものの、昼勤よりも気は重くなります。
ある研究で、やる気やモチベーションの低下や脳が感じる疲れは、体の疲れのように疲労物質が溜まり、筋肉の動きが低下する、といった実態のある現象ではないそうです。
脳が感じる疲労感は単なる思い込みで、やる気やモチベーションが下がったというのも主観的なもの。
つまり、「疲れているから、集中できない」というのは錯覚に過ぎず、脳の仕組みを知りさえすれば、疲れを切り離し、やる気と集中力を取り戻すことができる
ということらしい。
これはアスリートであれば「もう走れません」「もうバーベルは上げれません」と感じている時、以外にも各種数値は限界に達していないことがある。
ではなぜ限界を感じたかといえば、「防衛本能から脳が勝手に「限界だ」と判断しブレーキをかけるらしい。
その他に、掃除の際にその項目、例えばベットの掃除、掃除機をかける、風呂掃除などにそれぞれ「何カロリー消費したか」を書き記したものを用意します。
それをホテルの清掃員の2つのグループにいつも通り作業してもらうグループと、カロリーを記録しながら作業するグループに分かれます。
すると、記録したグループの方が健康状態が大きく変わるという変化が起き、体脂肪が落ち、血液の健康度が上がり、体年齢が若返るという結果があるそうです。
書き記すことで暗示をかけてしまう効果があるようです。
それから夜勤中に「アイデア5分」と「ひとり会議」
最近は週一になりかけていた、上述の2つの儀式を夜勤時に書き始めました。
2つの儀式とはなんぞや?
こんなことをやっています。
ワタシの場合、夜間の勤務の割合が多くなってきました。
もう慣れたことではありますが、周りが寝静まっている時に働くのは、やはり好きにはなりません。
そんな夜勤でも、一通り現場で指示が終わると、自分の儀式で仕事、プライベートの計画と振り返りをしています。
すると何が変化するかというと、夜中に眠くなることが少なくなりました。
明日の予定や取りこぼせないことも把握できて、自分の楽しい予定もあれば、何時間後にはそれに着手できる。
という、暗示がかかるのでしょうか?それまで結構辛かった夜に現場にいることが苦にならなくなりました。
そして、今までは眠い頭を奮い立たせるだけで精一杯だったことが、明日帰ってからする発注仕事までその場でできてしまうくらい、効率が上がりました。
そして、現場が終わり帰宅すると、あとは作業終了報告のメールを送るか、FAX送信くらいで終わり、心置きなく就寝することができるようになりました。
まとめ
今までは、朝目覚めたら2つの儀式からスタートしていましたが、夜勤になるとその時間が捻出できなくなっていました。
朝帰り、朝食を食べる?か寝るか?でも環境は変わりますし、勢いで飲酒してしまうこともありました。
そうなると朝のフレッシュな儀式ではなくなります。
それを夜働くと同時に始めると、やることが鮮明になり、気持ちにもゆとりが出てきました。
どんなに夜中に現場が切迫していたり、発注が遅れていても、自分のやることが「鮮明に見える化」させることで、焦ってぶれることがなくなりました。
思い込み、暗示というものをどのように自分にかけるか?
自分のモチベーションが上がる儀式があれば、それをスイッチにして効率良く行動できることが可能な気がしてきました。
こんなことに気付かなかったこと、今頃になって気付くことに、少々恥ずかしさを感じている、今日この頃です。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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