先日、一級建築施工管理技術検定実地試験に関する面談を受けてきました。
学科試験をパスできて「ホッと一息」と思いきや、そんな余裕は全く無いとのことでした。
試験出題内容。攻略について、これから対策していかねばならないこと書いています。
施工管理について文章化する力が必要になってくる
学科試験は四肢択一問題で、暗記力や、4つに1つの選択で運良く正解ということも可能でしたが、実地試験では作文をしなければなりません。
言ってみれば、これまでに経験した工事の経験が問われる試験となります。
試験当日の出題に対応するための、文章をまとめれる力もつけないとなりません。
実地試験概要
試験日時と試験時間
平成28年10月16日(日) 13:00〜16:00 (3時間)
- 問題1. 施工経験記述 ※ 2問出題
設問1 経験した工事一つを取上げ、その工事に対して設問に答える。
設問2 これまでの経験上で答える問題
- 問題2. 施工計画
仮設の施工管理の留意点、または施工計画時の安全対策 3問題
- 問題3 躯体工事 ※ 語句訂正問題、または施工上の留意事項
8つの問題それぞれの文章中に3カ所アンダーラインが記されており、
不適切な語句、または数値一つを番号で回答し、訂正をする問題8問
- 問題4. 仕上工事 ※ 語句訂正問題、または施工上の留意事項
留意事項をそれぞれ2つ記述する問題4問
- 問題5. バーチャート問題(工程表)
RC造、S造の中規模程度の建築物の新築工事のバーチャート工程表が示され、
読み取り等の問題3問
- 問題6 法規 ※ 3問出題
3つの法文それぞれの文章中の一部の空欄を、法文通りの語句や数値で
穴埋めする問題
これら6問が試験出題内容です。
それぞれの6問題に対する対策を練る必要があります。
文章問題は要約してまとめる力が必要
大きく2つに問題の性質を分けるとしたら、バーチャート問題以外は、文章問題と語句訂正問題(穴埋め問題)に分かれます。
上述したように、問題1の対策が最重要で、最初のこの問題の要約と文章力が問われ、これが不適切、採点基準を上回っていないと残りの5問が正解でも落とされてしまう。
ことがあるほど、問題1はじゅうぶんに作文の練習をしておく必要があります。
特に出題が2問あるので、気が抜けないとワタシは考えております。
まとめ
学科試験はパスできたとはいえ、実地試験の勉強はまるっきりの初めての経験となります。
試験時間の午後から3時間で6問回答することが長いのか、短いのかも未知数です。
学科試験では試験時間は長く感じましたが、作文をしなければならないので、焦りなどが出た場合は時間が足りないと感じてしまう可能性はありそうです。
学科試験をパスできても、実地試験でまた半数以上が落とされてしまいます。
平成27年度の実地試験結果
このグラフの数値は残酷に思いますが、この50代の合格率は心して掛かりたいと思っております。
次回は、具体的な勉強法について学んできたことを書いてみたいと思います。
今日も最後ま読んでいただきありがとうございます。
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