資格試験が終わって何か今までずっと頭の片隅にあった、重たいものが取れたような、あるような微妙な心境が残る日々です。
まだ試験の結果も出ていないのにこんなことを書くのもどうかと思いましたが、率直な気持ちを記しておきたいと思います。
同じようなことを試験当日にも書きましたが、一定期間勉強して試験が終わり、喉元を過ぎて思うこと書いています。
お金を払って勉強した価値はあったか?
完璧に頭に入れようと思う勉強ではないので、一概にはわからないのですが、一級ということで、やはり出題範囲は広いです。
過去の出題例からその年の出題傾向はある程度わかるとはいえ、独学では過去問を不安がなくなるまで、解き続けるとなると勉強時間が無さすぎるというのが現実ではないでしょうか。
ワタシは根が怠け者なので時間がありすぎるとエンジンがかからない性格です。
勉強の場所を作らないと「絶対無理や」と思うことと、試験に受かる勉強法がわかるという点では受講して良かったと思います。
でなければ、「広い海でクジラを10頭探しなさい」のような努力をしていたように思えます。
山を張った問題が出題された
ワタシが受講した協会が立てた今年の出題予想が的中したということ。
一応、2種類の記述問題の文章(品質管理、合理化)を考え、暗記していましたが最後は片方の予想されている方向に力を注ぎましたが、的中でした。
これは他の講義の教室も予想されているでしょうけど、帰りの電車での受験者の会話を聞いていると、違う予想をされている話も聞きました。
学校まで通って出題予想が外れてはどうかと、考えさせられました。
ワタシ的にはラッキーでした。
学科試験と実地試験では勉強法も変わる。その基本の考えを教わった気がする
講師の先生がいつも目を閉じ記憶を頭から呼び戻しているように思えたこと。
これは抽象的で説明し難いのですが、目を閉じ自分の知識を呼び戻しているように、聞いていて思えました。
見た目は自分の頭にある事柄を見つつ、それを文章として呼び戻すのに自分自身と対話方式で呼び戻すように思えました。
これはワタシも真似て暗記するのに役に立ったと思っています。
具体例としては、問題をよく読み出題のテーマに対して、「じゃあどうするの?」や「何が危険なの?」と問いかけして答えの方法論や留意点の記憶を呼び戻す。
これは、記述を書いて覚えたことが出題のテーマが変わった時でも、記述の暗記して答えを使って、逆に問題をその答えに沿うように変えてやることも応用として身につけることができます。
ちょっとわかりにくいと思いますが、また細かく書く時があれば説明したいと思います。
まとめ
暗記する勉強法では対話方式で覚えて行くことの大切さを学んだ。
暗記するには何度も心の中で復唱してみたり、書いてみたりして覚えていました。
資格勉強だけでなく、文章のポイントとなる単語や語句と関連付けして覚えていく形は、色々な場面で役立つような気がしました。
この年齢になって自分が勉強を必死にしている姿なんて、想像もできませんでした。
この2年間学んだことで、自分の居る業界と建築関係とは同じようで、随分と省略して過ごしてきたことが、勉強を通してわかりました。
結果はまだ来年の話ですが、合否に関わらずこのまま時間があれば自分なりに学びを深めていきたいと思います。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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