なんか本を読み切って、燃え尽き感が続いてる。
小説の大作を9巻読み切った。
ちょうどゴールデンウィーク前から読み出した。
親父目線の家族の形、人間模様を映し出された大作なのだ。
50歳で子供が初めて生まれた、年老いて行く親父が息子が20歳になるまでは、「わしは死なん」と誓い子供の成長に己の人生を掛ける。
未熟児で生まれた小さな身体の、今にも呼吸を止めてしまいそうな我が子。
周りから「大将」と呼ばれる親分肌の父親は事業を捨てて、子供のために故郷の田舎へ移り住む。
親近感ご湧いたのは、舞台は大阪の福島や梅田界隈に住み、戦後のあの辺りが舞台なのだ。
福島や西九条、梅田の阪神裏など、戦後の闇市の時代から物語は始まる。
いやぁ、これほど次が読みたいとワクワクした物語は久しぶりだった。
人生の浮き沈みを自ら経験しながら、家族を巻き込み、苦労を共にして生きる姿。
その中での親父が口にする口癖がタイトルの「なにがどうなろうと、たいしたことはありゃあせん」なのだ。
う〜ん、次に積ん読のビジネス書へ移るのには、まだ時間が掛かりそうな、今日この頃なのだ。
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