無くなっちゃったねシャープさん・・・
と、思わず呟いてしまった。
久しぶりに先日の夕方にシャープ本社の前を通って解体現場から過去の姿が消えていました。
こちらの建物も売却されて、空家になっていました。
恩年52才、その横にある池は小学校の時から「シャープ池」と呼ばれていた。
ヘラブナ釣りによく行ったものだ。
わが家の家電もこの会社の製品が今もある。
テレビもレンジもこちらの製品だ。
存在して当たり前、もっと新しいものを作ってくれるだろう。
と思い浮かべることは遠い昔のことなのてしょうか?
会社が解体されて跡形も無くなってしまったことよりも、その仮囲いの案内看板に、歯痒さを感じてしまいました。
残念なのは、案内看板の会社は技術も新しい何かがあるのか?と言えば少しディスカウント価格で日用品を売ってます。
という企業です。
技術とテクノロジーの差は歴然なのに、新しく建てられる店舗は取って代わられるこの何とも表現し辛い気持ち。
需要の違いなのか?時代なのか?テクノロジーって何?
支えきれなくなってしまってはなす術もないのか?
リストラが遅すぎた。や、液晶事業に溺れた。
など、たくさんの噂や事実があります。
日本の大手電気メーカーが外資系企業の傘下に入るというのは、シャープさんが初めてらしい。
苦戦を強いられている日本の大手電気メーカー。
中国、韓国に価格も、技術も負けない物を作ることは、まだまだ可能なように思えてならないのですが。
ただ価格競争に敗北してしまったことは、事実として、受け止めねばならない現実です。
創業100年を越えたシャープさんが、台湾の企業に飲み込まれてしまった感はあります。
1兆円規模の赤字を抱え、創業以来最大の危機を迎え「経営再建」を乗り切ることができるでしょうか。
高校生時代にワタシが初めてアルバイトをしたのも、この会社の電子レンジを作る工場でした。
時間の流れが遅く感じる仕事でしたが、必死で合宿代を貯めたのを、夏が来ると思い出します。
前途多難でありますが、奇跡が起きて欲しいです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
売り上げランキング: 232
売り上げランキング: 15,730
via PressSync