仕事仲間が少し心を病んでしまって思うこと【日々の仕事との付き合い方】

仕事をご一緒させてもらっている人が、最近突然、体調を崩された。

最近、流行っているインフルエンザにでも感染されたかと思っていたら、ちょっと具合が違うらしいということだった。

突然、身近な存在に鬱症状が現れてしまうということで、少し不安と戸惑いを感じながらも、自分の仕事の取り組み方について気付いたこと書いています。

同い年の仕事仲間が体調不良を訴えた

半月ほど前に打合せでお会いした時はそんな症状は微塵も感じなかった。

日頃話していても、そんな柔な心の持ち主ではないように思っていた人でした。

人の心までは見えてこないのが現実なのだと、思い知りました。

同級ということで仲良くさせてもらっていたので、同世代から心を病んでしまう人が出るとは、少しショックでした。

真面目で責任感もある人だが、他の人の仕事まで抱え込むこともあった

仕事は真面目だし責任感も強く、部下や若い人のことにも目配りをよくされていました。

よく自分だけ残業をして図面を書いたり資料を作っておられました。

ただ今となっては、それがストレスを増幅してしまったように思います。

自分一人ができることは限られていることを知るべきだと思う

他人の仕事を引き受けてまで、仕事を完璧に仕上げることなどあり得ないことに気付くまでは、人はやり続ける生き物なのかも知れません。

真面目な人ほどそういう環境に身を置いておられるように思います。

最近は「たすくま」さんでタスク管理をしていて痛いほどわかるのは、1日で「やりたいこと」一つ増やすことの難しさを痛感しています。

3km走る1時間の時間が捻出できない日もあるのに、他人の仕事を残業してまで仕上げることが可能かどうか?ということを知るべきということなのでしょう。

いつも他人の仕事を引き受けていては、帰宅できないことに。

寝不足が続き、休日も一人出勤して仕事をしている。

という人でしたので、何か切っ掛けがあればそういった心の病へと流されていってしまうのではないでしょうか。

心に動揺をあたえてしまうスイッチに触れてしまったというか・・。

ワタシがいる仕事の業界は、いつもバタバタとしている仕事のスタイルが「美学」と考えておられる人も過去におられました。

きっと今もおられることでしょう。

ワタシもそのクチで、少し前までは余計な仕事も引き受けてしまって、仕事に支配されていました。

最近よく聞く世間の仕事の就労時間問題などが、浸透してくるのはまだ先の業界のように思います。

身体も心も徹底した自己管理が必要な世の中なのだと改めて考えさせられた出来事です。

まとめ

「体も心も徹底した自己管理が必要」と書きましたが、実際にはどうやって自己管理すれば良いのか?

と立ち止まって考える機会さえ持てない人がほとんどではないでしょうか。

ワタシのいる仕事の業界では、少なくともそんな状態で皆さん仕事しているように思います。

誰もが、健康で美しい身体と血気盛んな心を欲していると思います。

仕事を通すことによって、そのベースになる基本を見失い、疲れ果て「また明日も今日と同じことを繰り返すのか」

と、思いながら寝床に入り、目覚め出勤し、仕事はほとんど割り込みタスクの連続のような職業もあるでしょう。

もう自分が何に向かって、どうコントロールして良いのか迷いのループに入ってしまっては、脱出するのに少し手こずりそうに感じました。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

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この記事を書いた人

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なみのり こうぼう

1965年大阪生まれ、大阪在住の内装工事業を1994年からはじめて今年で25年目の なみのり工房 です。

仕事で精一杯だった自分に何か刺激を求めて試行錯誤している時、本で出逢ったメンターの方のセミナーに思い切って参加。人生初セミナー体験で運命的な出会いがあり、ブログを2014年7月からはじめました。

ランニング習慣、仕事、趣味のサーフィン、ゴルフ、たまに犬など思った事を書いています。

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