何ヶ月かに渡り、ワタシがイライラした環境にあった時に出会った本の紹介です。
「イライラ」という「望んでいない感情」に陥ってしまった環境がありました。
前にもこのエントリーで書いたことがありますが、またいつイライラが起きてもよいように、自分の備忘録を兼ねてまとめておきたいと思います。
イライラする原因を理解する
ワタシはほとんど前書きと、この章だけでイライラについて、理解を深めることができてしまいました。
イライラを他人や周りの責任にしていた。
そんな周りの責任にしていた考えから、自分が悪い。
周りや他人を変えようとしない考え方。自分が悪いと認めてしまうと楽になるということ。
イライラがおこる 32の法則からイライラが起こる原因と解消法が解説されている
「自分を変えていく方法」をケースごとに32の法則で書かれています。
ワタシは最初の「ない」と思ったとき、人はイライラする。「飢えたケモノ」の法則。
から「どんなイライラにも共通するたった一つのこと。
イライラが起こるのは「減ったとき」ということ。これに刺さりました。
具体的には、時間が減った、お金が減ったとき、損した、お腹が減ったというようなときです。
たくさんあれば、減っても不安にならない。「少ない」と感じているからイライラする。
自分が調子がいいときは、減ってもあまりイライラしない。
それはどういう時か
例えば、あなたがコンビニでお釣りを100円少なく渡されたら、イラッとするかもしれません。
でも家に帰ってタンスの中の通帳を見て70兆円入っていたら、「損した!」とイラっとするでしょうか。
これが、全財産が1万円だったら、とても怒るでしょうけれど。
プールいっぱいの水を持っていたら、コップ1杯減ってもなんともないでしょう。
そう、いっぱい持っているときは「減るのが怖くない」のです。だからイライラしない。
逆にいえば、イラッとするとき、減って損したと思うときというのは、「自分は、それが少ないと感じている」というとき。
- 自分は認められていない。
- 信用が足りない。
- 時間が足りない。
- お金が足りない。
「少ないもの」を増やすと不安がなくなる。
自分の心が満たされていくとイライラは自然と収まっていきます。
ワタシは出張先で、ワンルーム暮らしになり、部屋が狭くなったことでイライラしたり、仕事で決定事項がなかなか決まらず、納期が迫り時間がどんどんなくなっていくことにイライラしていました。
「自信」を育てよう
「減らない心」「減っても戻る弾力のある心」
やせ細って、傷つき凹んでしまった心をゆっくりと温めてあげることが大切なんだということ。それが「自信」になる。
そのためには「凹んでいる」「傷ついている」ことを認めること。
それは「ふりをしない」ということ。
- 仕事ができるふりをしない
- 家事ができるふりをしない
- いい夫・いい妻・いい嫁のふりをしない
- いい子のふりをしない
- 悟ったふりや大丈夫なふりをしない
「ふり」をしているのはそれを「隠そう」としていること。
隠している時点で、自分に嘘をついているということ。「流れ」を悪くしないということ。
勇気を出して、正直に生きること。
これが心屋流「イライラ解消法」です。
まとめ
「イライラの解消法」は「イライラしない心を作る」ということが大事だということ。
即効薬やがあれば直ぐ解消するでしょうが、長年に渡り蓄積したきた心のパターン、感情を急に鎮めることは難しいようです。
少しづつ自分を客観視できる心、俯瞰できる心の目を養うことが必要ということではないでしょうか。
自分に嘘をつかず「凹んでいる」「傷ついている」ということを認め、正直に生きること。
できればイライラするときの「心のパターン」というものがわかるようにしていきたいと思います。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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