「人生の植え替え」時期があることを知っていました?自分が経験してわかったこと書いてみました。

 

先日、ブログ勉強会仲間のスタオバさんのタイムラインを拝見して、「目からウロコー」と投稿されているのが目に入り、シェアされていた記事を読んでみて感じたこと書いています。

人生の植え替え|矢野惣一の『幸せな家庭を築く心理学』~すべての幸せ、すべての苦しみは家庭から
それにしても、 植え替えをしないで、小さな鉢に自分を合わせて 成長するのを止めてしまっている人のなんと多いことか…・・・・ …

驚くほどそれは突然、自分に身に覚えのある過去が蘇りました。

 

急に長年エネルギーを注いできたことに
情熱を感じなくなり、疲れやすくなる。
今までの人生が無駄だったように感じる。

これを読んだ瞬間、同じ心境の経験があったワタシ自身がその時代に引き戻され、突然苦い記憶が蘇りました。

それと同時にこれはワタシだけに起こっていた特別なものではなく、他の方が経験する事象として存在することに、驚きました。

この心境を感じた頃のワタシの気持ちはこうでした。

 

がむしゃらに仕事一筋で突っ走ってきたけれど、何も残せていないのでは?

 

自分が進んできた道に間違いはなかったのか?

周りの知り合いと比べて自分は幸せな家庭や充実した仕事に納得できる結果が出せているのか?

など突然、堰を切ったようように自問自答する日々がやってきました。

40代に入り厄年を越えた頃から少しづつ見え隠れするようになりました。

いつ頃だったかというと、40代に入り厄年が過ぎたくらいから少し意識することがあったと思います。

4、5年くらい前からは自分と同世代と比較して何かを考えると現われました。

ちょうどその頃に久しぶりに同窓会があり、それから頻繁に昔の仲間との会話などする機会が増え、いつの間にか潜在意識に刷り込まれてたりしたのでしょう。

それまでも少し立ち止まる心境と言いますか「こんなんで良いのか?」というくらいで、深入りせずにスルーしていました。

そして確実に意識したのは、長男が巣立って行った時期に一気に現われました。

原因はなにか?なぜこんな思いが突然やって来たのか?

 

ひとつには、そこにいつもあると思っていた家庭環境の変化。

やっと成人したばかりの長男が他府県で仕事をしたい。と言いだしたことで、子供の教育などを奥さんに任せきりだったことや、「子供が十分に成長しているのだろうか?」などの不安と巣立っていく寂しさとが湧き上がりました。

それ以外は仕事のことが原因だと思います。

ここには書けないこと、書くと長くなってしまうので割愛しますが、折を見てまた書きたいと思います。

20年近く自分一人でフリーランスの体制で仕事をしていると、失敗や自己嫌悪になる行動を取らざるを得なくなったりします。

仕事に協力していただいている皆さんにも迷惑をかけてしまうことなども多々ありました。

いずれにせよ、そんな心苦しい状況でも日頃仕事に打ち込んでいる時期で、振り返ることが殆どなかったのですから、尚更だったのかもしれないですね。

2015年9月26日(土)挿入画像伊良湖モーターパラグライダー

 

一見、燃え尽き症候群に似ているが、今までの鉢や枠には、納まらなくなるくらい成長した証拠らしい。

 

これは、女性にもあり、仕事に限ったことではないようです。

子育てが一段落した女性が、
空の巣症候群を経て、
社会に出て活動するようになる
というのも同じなのだと思います。

とあり、なんとなく頷けます。

そして最後に

それにしても、
植え替えをしないで、小さな鉢に自分を合わせて
成長するのを止めてしまっている人のなんと多いことか…・・・・

と書かれています。

この話を見て、身に覚えのある方、ない方それぞれでしょうけど、確実に来る「人生の植え替え時期」があるとするならば、そこはステップジャンプの時期で前向きに何かにトライしてみるのも良いのではないでしょうか?

まとめ

 

矢野惣一さん。[次世代に幸せを引き継ぐ心理療法作家]

この記事にめぐり会えてワタシは感謝しています。

おかげで今は喉元を過ぎてしまった出来事のひとつとして捉えられます。

あの頃は、自分に何が起きたのか理解できず、昔を振り返ったり、懐かしむことを繰り返していました。

昔の音楽を聴いて胸が痛くなったりもしました。

それまでは過去はもちろん、今日も振り返ることもしなかった自分が、「気付けば長い時間が経過していたということ」と「もう取り返すことのできない時間が過ぎてしまった」

という事実に不安と恐怖がある時期を境に、色々な心境といっしょに現れたのだと、今は感じております。

スタオバさんの投稿を見なければ、矢野さんの記事を見ることもなかったでしょう。

そしてワタシはまだ今も理解できずに、答えを探しつずけるか、無視し続けるかのどちらかを選択していると思います。

「人生の植え替え」この時期があったということは成長できていたということ。

そして今も成長過程であるということを、前向きに捉えたいと思います。

今日も最後までご愛読いただきありがとうございます。

 

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この記事を書いた人

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なみのり こうぼう

1965年大阪生まれ、大阪在住の内装工事業を1994年からはじめて今年で25年目の なみのり工房 です。

仕事で精一杯だった自分に何か刺激を求めて試行錯誤している時、本で出逢ったメンターの方のセミナーに思い切って参加。人生初セミナー体験で運命的な出会いがあり、ブログを2014年7月からはじめました。

ランニング習慣、仕事、趣味のサーフィン、ゴルフ、たまに犬など思った事を書いています。

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