先日から続いているタイルのINAXさんのミュージアム見学です後編の続きのパート3です。
前回はミュージアムの窯のある広場・資料館に展示してある古便器の紹介でした。今回はその他施設の紹介です。
前回エントリーはこちら↓
INAX ライブ ミュージアムへ行ってきました。その②【2015年6月13日(土)】 | Naminori 工房
今日も愛知県のINAX ライブミュージアムの見学エントリーです。暫しお付き合いください。
建築陶器のはじまり館 テラコッタパーク
日本の建築と街を飾った、やきもの
大正から昭和初期、新しい時代の建物は「建築陶器」と呼ばれる、やきもの製のタイルとテラコッタで飾られました。
日本を代表する、芸術性の高いテラコッタ・コレクションを展示しています。
ここにもフランク・ロイド・ライト先生の旧帝国ホテルの一部が紹介されています。
テラコッタパーク
こちらは実際に建築で使われていた芸術性の高い「建築陶器」の実際の一部を展示されています。
テラコッタパーク外観。
ものづくり工房
ものづくりの原点と未来をさぐる
やきものの街で培った”ものづくり”の伝統や技術を、製品や資料を通して紹介されています。
歴史的建造物の再生・復原への協力や、芸術家、建築家など、さまざまな分野の人との交流によって、新しいやきものづくりに挑戦します。
ものづくり工房外観。
土・どろんこ館
土の無限の表情に出会う
古来、人の生活と深い関わりを持ってきた「土」。それはまた、やきものの原材料でもあります。
つちの温かさや気持ちよさを感じる館内では”ひかるどろだんごづくり”など、土の魅力に触れる体験教室やワークショップも開催しています。
土・どろんこ館の外観。
体験教室が開催されていました。
陶楽工房
陶を思いのままに楽しむ
気持ちの良い空間で、陶を楽しむ体験教室を開催しています。タイル絵付けやモザイクアートなど、豊富なメニューが揃います。
予約なしでも気軽にものづくりが楽しめる”自由時間”も人気です。
陶楽工房外観。こちらは体験教室なので、内部は入りませんでした。
トンネル窯
トンネル窯の外観。
この中を台車が通り抜けると焼きあがるという窯です。
〔住所〕
〒479-8586
愛知県常滑市奥栄町1-130
TEL : 0569-34-8282
FAX : 0569-34-8283
〔交通〕
<バス>
■ 名鉄線「常滑駅」または中部国際空港より
知多バス「知多半田駅」行き
「INAXライブミュージアム前」下車徒歩2分
<お車>
■ 名鉄線「常滑駅」より約6分
■ 中部国際空港より約10分(「りんくうIC」降りる)
■ セントレアライン(名古屋方面から)「常滑」ICより約7分
■ 知多半島道路「半田IC」より約15分
(乗用車・バス駐車場完備)
まとめ
写真だけの紹介になってしまいましたが、INAXライブミュージアムの6つの施設を3回に分けてご紹介しました。
写真の数が多くて見にくいかと思いますが、ほとんどの施設の展示を写真撮影させていただくことができました。
ワタシのような建築業界の人間には馴染み深いタイル、衛生器具等のメーカーさんのINAXさんの施設を見れたことは貴重な体験でございました。
前回にも書きましたが、タイルというのは紀元前からある装飾品でありながら、今とそれほど変わり無いように思いました。昔の人たちの技術と手間暇のかけ方、コストなどを考えると贅沢な装飾品であったことが想像できると思います。
最近ではトイレは乾式工法、風呂はユニット化されて一般家庭ではタイルを使うことが少なくなりつつあるような気がします。
ここで見たタイルの歴史から贅沢品であったタイル。その使用法を考えさせられた貴重な体験でした。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
関連エントリーはこちら↓
- INAX ライブ ミュージアムへ行ってきました。その②【2015年6月13日(土)】 | Naminori 工房
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