皆さんはペットを飼ってますか?
ワタシは10年ほど前からイヌを飼っています。
日頃、無邪気に元気よくまとわりついて来てくれる、可愛いミニチュアダックスフントのチャッピー。女の子です。
その無邪気さとは裏腹に病魔が宿っていたこと。病気と知っていたのに元気そうだからと、飼い主失格の対応と出来事について書いています。
そのイヌのエントリーはこちら↓
よく食べ、よく吠えて元気そうに見えたのが一転した
2015年11月23日(月)祝日の勤労感謝の日からうちのペットのワンちゃんのチャッピーが急に元気がなくなった。
最近まで、食欲も旺盛になり年齢のせいで食欲が湧いてきたのかな?と思っておりました。
もともと、ガツガツ食べる犬ではなくて、自分の気分次第でメニューも選んでいたように思うくらい、食べない時もありました。
それが、23日の朝に与えた餌を口にせず、ゴロゴロしだしてあまり動こうとしない。
最近は元気もあり、いつも以上に走り回っていて、餌を食べた後でもクンクンとおやつを欲しがったりしていました。
それが、先月の25日くらいから全く何も欲しがらなくなり、ウンチも出なくなり、オシッコもしたそうにするのですが、あまりしてなかったようでした。
家族の中では頻尿犬と呼ばれるくらい、水もよく飲みオシッコの回数も多めなイヌなので具合が悪いのはわかりました。
今までも何度となく食欲不振になる場合は生理時期に多く、昨夜は元気に餌をたべてくれたので、今回もそんな時期なのか?と軽く思っていました。
そしたら27日の朝、ウンチの際に血の混じったオシッコを垂れるようにしていました。
血の色も茶色っぽく、ドロついた感じなのでこれはいつもと違う!と病院へと連れていくことに。
結果は子宮蓄膿症でした
こちらのリンクの説明がそのままの症状だったので貼っておきます。
何日か前から冷えだして、ファンヒーターを出しました。いつもは寒がりでヒーターの前に陣取るのですが、その日はフローリングにペタッと腹這いで伏せしたまま張り付いてました。
これは寒がり犬としてはあり得ない行動でした。お腹の炎症を抑える仕草なのでしょう。
その他に自分のお尻を追いかけるようにその場でクルクル回る行動も前兆らしいです。過去にその行動もしておりました。
オムツをして病院へ行き診察室でオムツを取ると直ぐ「子宮蓄膿症です」と診断されました。
放っておくと7日で死んでしまう病気と衝撃の診断をされてしまいました。
午後から即入院の手術による子宮卵巣全摘術(いわゆる避妊手術)をその日に受けました。
ワタシは見れませんでしたが、腸のようなウインナーのように膿んでしまった結構大きい子宮だったと、ウチの奥さんが申しておりました。
基本的には手術は成功でしたが、後は犬の体力、生命力勝負ということでした。
後悔と自責の念にかられる日々
この子は他にも乳腺の病気も患っています。これはしておくべき期間に避妊手術をしていない結果です。
去年に少し肥大したのと、個数が一つ増えたことで診断に行ってのですが、高齢ということで様子をみていました。
これが良く無かったのか?と後悔のしっ放しでした。ワタシは男なので女の子の病気には無頓着な自分に怒りさえ出てきました。でも後の祭りです。
手術はもとより入院も初めての経験。人間年齢ではもう56歳。体力的に持つのか?
入院中は何も口にしませんでした。水も3日目に日頃使っている水やりの器具を持っていくとちょっと舐める程度はしてくれました。こういう場合は日頃の使用用具、餌は必ず持っていくべきですね。
オシッコに血が混じっていたのも少し治まり、少し元気も出て、血液検査の数値もちょっと安定してきたということで、手術から3日目の12月1日(火)に退院しました。
通常は子宮蓄膿症の手術はその日に退院らしいです。それから考えると厳しい入院だったと思います。
そして手術後2ヶ月後にもう一度、危険な期間を迎えるということでした。一度落ちた体力も回復し、飼い主と犬自身も油断する時期らしいです。
ですのでウチの場合は「来年2月の節分を過ぎるまでは最低でも楽観視は出来ません」とのことでした。
まとめ
たかがペット、犬とお考えの方もおられるとは思います。
ワタシも飼い始めはそんな意識もあったように思います。
でも10年も一緒に暮らすと事情は違ってきます。今回はそのことを深く感じることが出来ました。
病院から帰ってくることもできないまま、さよならを言わないといけないのか?
こうして日頃ブログを書いていると纏わり付いてきて、たまに鬱陶しく思ったりもしてしまうこともありました。
でもそんな時もじっとワタシの目を見つめます。
動物は人間の言葉をしゃべることが出来ません。
吠えるか鳴くか目で訴えるしか手段は無いのですね。
この目に何度も癒されてきたのに、気付いてやることも、病気の前では無力であった自分に腹が立ちます。
子供同様、完全に家族であることを思い知らされた体験でした。
今日も最後までご愛読いただきありがとうございます。