現場がはじまった

先日、アップした足場組申請した現場が今週から始まった。

(リンクはこちら→道路占用使用許可申請に行ってきた

 美容室のリフォームで8日間の工期である。

木造2階建ての店舗で8年営業されていて、今回の初めてのリフォームだ。

今回の8日間という工期が適正であったのか、作業内容と写真を交えて紹介しよう。

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木造建築のリフォームの注意点

上記の画像は7月に現場調査に行った時の写真である。

今回のリフォームの メインになる内容は以下の工事内容だ。

● 2階の使用いていなかった和室の1室をヘッドスパスペースに変える

● 1階にトイレを新設

● 外壁塗装塗替え

あと、それに伴う仕上げのリニューアル。クロス貼り替え。床材貼り替え。塗装塗替え等。

これらを8日間で納めてしまう仕事だ。

1日目解体工事

まずは、解体工事。壊していく前にリフォームであるために残さないといけない部分がある。そこを養生(保護していく)する必要がある。

解体中にそれらを傷つけたり、破損してしまうと色々後に大変なトラブルになってしまう事がある。

それを防ぐ最初の儀式のようなものだ。

ビニールやブルーシートで包んでいく。

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これらは1階の養生風景だ。

解体は2階のメインの和室の解体から進んでいく。

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凄いホコリである。フラッシュを焚くとホコリが映り込んでしまう。

ビフォーアフターのあの天井を落とす感じ。

マスクしないと大変な状況だ。

木造建築の場合建造から年月が経っている物件が多いため、蓄積したホコリが半端ない事が多い。

特に和室は土壁が殆どである。解体作業の皆は真っ黒になってしまう。

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床の間、押入れ解体完了。

1階のトイレ新設部分の壁の開口も順調に進んで行く。

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バックヤードのシンクの移設に伴う給排水配管の埋設のためのハツリ工事。

これも粉塵が出るので要注意作業だ。

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上の写真は1階の新設のトイレの入口になる部分の壁の開口作業。

グレーの配管が見えている部分に便器の排水を繋ぎ込む予定だ。

1日目の解体の終了。

大きなトラブル、怪我等も無く終われた。

まとめ

 

2階の和室を壊してみて畳を上げて、その下に敷いてあるバラ板を捲ってみると、梁のレベルが悪いことが判明した。

畳を上げた時点で分かっていたが、床の水平が部屋の端々で4センチも違う。

(押入れがあった部分と部屋の入口付近)

こういう古い木造建築物件の場合、よくあるケースで1階の部分で柱が腐ってしまっていて、建物が傾いてしまっている事がある。

これはもうどうしようも無く、壁を捲って基礎、土台部分を確認してどれくらい朽ちているか調べる必要がある。

そしてやり変え、補強等の処理をするのか判断しないといけない。

今回はそれに加えて、梁が元々浮腫んでいるものを使っているということも、水平が出ていない原因だった。

梁がかまぼこ型をしているのだ。

今回の工期では柱、土台を調べて補強する時間が無いので、それはパスする事に。

梁が朽ちていないのが幸いであった。

床板を貼る前にかまぼこ型の梁の出っ張りを削って、レベル調整することに決定。

残念ながらちょっと手間の掛かる作業が増えてしまった。

”隠された部分は解体してみないとわからない”というのがいつも付いてくるのが、常識になっている。

ここで予想していた事と大幅に違えば、工事金額(見積提出金額)とのギャップが出て協議しないといけなくなるケースもある。

そんな1日目の作業だった。

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この記事を書いた人

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なみのり こうぼう

1965年大阪生まれ、大阪在住の内装工事業を1994年からはじめて今年で25年目の なみのり工房 です。

仕事で精一杯だった自分に何か刺激を求めて試行錯誤している時、本で出逢ったメンターの方のセミナーに思い切って参加。人生初セミナー体験で運命的な出会いがあり、ブログを2014年7月からはじめました。

ランニング習慣、仕事、趣味のサーフィン、ゴルフ、たまに犬など思った事を書いています。

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