今日は大事な打合せの日だった。
来週から着工する現場の事前の最終打合せだ。
まだ未定の仕上げなどを、設計さんから聞く日だった。
そう、だったのにそうでは無かって、ガックリ来た日になってしまった。
今月の末にはほとんどの家具やら何やらを仕上げて、納品して、取付けてと、今から作っても出来るかどうか、みんなでドキドキしてる時に。
「仕上げは来週の金曜日に最終的に決めます。」だってさ。
今から1週間後だ。
アホか?
今日決めてもギリギリの納期の物を、あと1週間待てと・・
こんな奴が東京からやって来る。
我々の仕事というのを、根本的に理解してないのか、こちらを鼻から舐めてるのか。
それだけでも、卓袱台をひっくり返してしまいそうな心理状態だった。
が、それにまだお釣りまで付いてきた。
「あ、これ言うの忘れてました。」
この材料を発注するのを忘れてたので、そちらで発注して、納品して貰えないでしょうか?
と。
それでそれはいつ必要なんですか?
と、聞くと来週末ですと。
たぶんその材料はセミオーダー品だから、納期3週間とメーカーから言われそうな商品だ。
そもそもの今回のプロジェクトは営業しながらの改修工事なのだ。
いくつかの区分に分けて、仕上げて行かねばならない。
1区画完結して、また次の区画と移って行かなければならないのだ。
1番最初の区画からもうすでに間に合わないものが出て来るではないか。
そんな、やるせない思いを寒い中、ビールに託した夜だった。
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