建築現場では内装工事業社(テナント工事業社)は、いつも冷ややかな目で見られている。
そんな被害妄想に囚われてしまいがちです。
何故そう思うのか?そんな建設工事と内装工事の比較、違いについて現場監督のひとりごとを書いています。
建設会社ゼネコンさんとは?
新築テナントビルや新装商業施設などの工事では、建築会社さんと同時進行で工事現場で仕事をしていくことがあります。
建設会社さんというのは、以下の規模のゼネコンさんです。
- スーパーゼネコン
- 大手ゼネコン
- 中堅ゼネコン
スーパーゼネコンさんは数ある建設会社の中でも「単独売上で1兆円以上あること」が基準とあるようです。社名は書きませんが現在、5社がスーパーゼネンコンの定義にあるようです。
ワタシも過去にスーパーゼネンコンさんの現場や、中堅ゼネコンさんの下で内装工事の仕事をした経験が、今回は出張で中堅ゼネコンさんと仕事させてもらっています。
ゼネコンという仕事を子どもでも分かるように易しい言葉で解説しているため、とても分かりやすく、おすすめのリンクはこちら↓
建築現場とテナント内装工事では、うつわ(建物)が優先する
建設会社さんと同時進行で仕事をする時はゼネコンさんのルールに従い現場を進めていくことになります。
朝礼から1日がはじまり、現場の職長会や昼礼などが行われ、現場の決まりごと、指示事項の確認のなどをしています。
ゼネコンさんのルールに従わなけばならないと、不自由に感じる事もありますが、それ以上に「さすがだな」と、感心させられる事の方が大きい事もワタシにとって勉強になります。
建築現場作業員と内装仕上げの作業員の違い
どうしても、建設会社(ゼネコン)さんから見たら、仕事が雑で大雑把な印象を持たれているのではないかと思います。
これはワタシの偏見かも知れませんが、尊敬の眼差しで見られた事は未だかつて無いと断言できます。
建設現場では、「安全がすべてに優先する」がスローガンであったりするのですが、テナント工事業社は不安全行動をしたり、安全に無頓着に仕事をしてしまっている事が多々あります。
容易に不安全行動や現場のルールを破って、作業しているのはテナント工事の作業員という割合が多いように思います。
個々の意識の問題と日頃それほど厳しいルールに縛られながら仕事をしていないという環境もあるのだなと思います。
作業動員数も圧倒的に違うので、その辺の甘さもあるのでしょう。
今回の現場のようにゼネコンさんと同時進行して行く現場では、その事に改めて気付かされます。
人員が多いほど人が機能していくシステムが確立されている
作業手順を末端の作業員にまで、行き届いていること。
作業の確認などを把握して、職長さんから下へ降りていくシステム。
1日に何百人と作業員が作業をします。当たり前のシステムなのですが、それをまとめるゼネコンさんの社員の方は毎日大変です。
まとめ
ゼネコンさんの工事は規模が大きくなるので、現場事務所もあり、作業員の方の詰所も完備されています。
テナント業社はスポットで参加しているので、それらを間借りしているようなものなので、被害妄想な視線で見てしまいがちです。
ゼネコンさんと仕事していると、手順を書式に書く知識や技術も必要に感じます。
資格も色々あった方が良いようにも思えてきます。
まだ、モグリ状態のワタシも監督としての資格取得に少し火が点いてきました。
そんなモグリ脱出計画記事はこちら↓
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
売り上げランキング: 4,368
TOYO ヘルメット ヴェンティー 白/スモーク NO.390F-OTSS
売り上げランキング: 2,282
[アシックスワーキング] asics working ウィンジョブ33L FIS33L 2393(レッド/シルバー/26.0)
藤井電工 ツヨロン(TSUYORON) 一般高所作業用安全帯 1本つり専用 SRリトラ安全帯 SRN-599-BLK-JAN-BP
売り上げランキング: 2,040
こんな記事も書いています。↓