来週から始まる仕事は外装もちょっと改修するので、外部足場を設営しないといけない。
境界線を超え、歩道へ出てしまうので道路使用許可を申請しに行ってきた。
久しぶりということもあって自分でも忘れていたことが多く、時間がかかってしまった。備忘録も含めてここに書き留めておきます。
提出場所は2ヶ所へ
まず提出場所の確認。
提出先は公営所と警察署の2ヶ所。
道路占有使用許可申請は現場所在地の管轄公営所へ提出。
道路使用許可申請は現場所在地の管轄警察署へ提出。
現場所在地の管轄のところへ行く。
大阪市内であれば区で管轄が違うのでホームページにてチェック。
提出用紙をダウンロード出来るので確認。(リンクはこちら→大阪府ピピっとネット)
提出書類は
● 道路占用許可申請書 (協議書)
● 足場 養生 仮囲 仕様書
● 工事概要
● 平面図、断面図、立面図は指定の用紙が無いのでA4用紙に1枚に集約して提出した。(いつもCADで描いて提出している)
● 位置図は地図をコピーして添付する。
● 交通処理図 平面図に資材搬入と車両駐車位置を記載した書類も添付する。
● 道路使用許可申請書 これは警察署に提出するので2部提出する。
これらを一纏めにして5部用意する。
3部は公営所へ。2部は警察署へ。
警察署へは道路使用許可申請書をプラスして添付する。
書類提出から申請が下りるまでの期間を確認
書類が用意できたら、まず公営所へ書類を提出する。
職員さんに書類のチェックしてもらって、不備が無ければハンコ押してもらって、申請料を払います。 1100円掛かる。
公営所の3部提出が完了したら引き続き2部書類を持って、警察署へそのまま行き提出。
警察官にチェックしてもらい、証紙 2000円を購入。
書類に貼って完了。
今回はチェック時に是正が一つだけあった。交通処理図で車両を車道から警備員の誘導で資材を降ろし作業と記していたが、車道に駐車するのは容認し難いらしく車両を歩道へ乗り込んで、資材を降ろしたら直ぐに車両を逃がすと言う条件で承認してもらいました。
まとめ
占用許可が下りるまでに公営所に提出して警察署へ。
許可が下りた日に警察署へ行って書類もらって、サインして捺印。そのまま公営所に寄り許可書を交付してもらい、道路占用料を払って完了。
道路占用料の算定方法について
道路等級別単価 × 面積 × 占用期間(月数)= 道路占用料
道路等級別単価 特等 : 1400円 1等 : 940円 2等 : 630円
道路等級区分については、工営所で確認。
面積 道路占用許可申請書の占用物件(数量)に記載している占用面積で小数点以下は切り上げします。
占用期間 占用期間の始期より応答日で算定します。なお、1ヶ月未満(数日)は、1ヶ月として切り上げます。
掛かる料金は今回は足場掛け工事でその使用面積は2.4㎡。
工期は8日間なので、1等 940円 x 2.4㎡ x 1ヶ月=2256円+消費税
1週間で交付。月曜日に提出して金曜日に許可が下りました。
結構な手間ではあるが、業者に依頼して足場組工事をすると、申請費が3,4万円乗ってくる。
それが我々の通常の流れです。
足場面積も少なく、工期も短いので申請無しで着工しようと思う方もおられるだろうが、大通り等にに面している場合申請するに越したことはないと思います。
申請しないで通行人と接触事故でもあれば、工事がストップしてしまい色んな弊害が発生します。
面積が少なくとも、台風や突風で足場の崩落などのニュースもたまに聞きます。
ちょっとした手間を惜しまず、正規の段取りを踏むのは当たり前のことであると思います。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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